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低分子量G蛋白質ARF6とそのエフェクター分子を基軸とする経路(ARF6-AMAP1経路)を起点に、癌における間葉形質獲が浸潤・転移性、治療抵抗性等の可塑性を付与すると共に、免疫回避に関与することを細胞内ロジスティクスの視点からその作用機序を例示してきました。ARF6-AMAP1経路が如何にして腫瘍組織の免疫抑制環境を形成するのか、その分子実態の解明を進めると共に、癌免疫療法の向上に資する治療戦略の提示を目指しています。
癌の悪性度進展に寄与する上皮間葉転換(EMT)とミトコンドリア機能の1つである酸化的リン酸化との関連を明らかにすべく,研究しています。また,細胞が運動するときには,細胞骨格や接着分子の動態が劇的に変化しますが,それをなさしめる細胞内環境をいかにして構築するのかに関心があります。
細胞内のタンパク質や脂質の働きを分子レベルで明らかにすることで、細胞運動や細胞融合などの基本的な生命現象の一端を明らかにしてきました。最近は、上皮細胞等の分化した細胞がその遺伝子発現のパターンを確立し、維持する仕組みについて、分子あるいは分子集団の働きに着目して研究を進めています。
博士課程4年 MD-PhDコース
博士課程2年 MD-PhDコース
教室事務
名誉教授
遺伝子制御研究所 がん制御学分野
客員教授